配管用ステンレス鋼管

ステンレス鋼鋼管は耐食性に優れており、亜鉛めっき鋼管によく見られるパイプ内部の

錆こぶにより内部が細くなる心配がありません。

ステンレス鋼は厨房機器、食品、酪農および医療器具などに長年にわたり使用されており

衛生上の安全も十分に保障されています。

配管用ステンレス鋼管はTP-S(シームレス管)とTP-A(電気抵抗溶接鋼管)があります。

TP-S(シームレス管)はパイプの長手方向に溶接による継目がなく、曲げやねじりに対する

変形が小さいため、肉厚の厚いパイプを製造することが容易です。しかしたわみ、ばらききが

出やすく寸法精度が低いです。

 

TP-A(電気抵抗溶接管)は薄肉のパイプを製造するのに最適で表面が滑らかです。

しかし強度面でシームレス管と比べると劣ります。